こんにちは、Yuki(@yuiki8semi)です。
留学、ワーホリ、移住でオーストラリアに来て生活をスタートさせるために、まず何をするべきか?そう、家の確保が必要になります。
オーストラリアは日本と比べて物価はかなり高いです。家賃も例外ではなく、もし日本のように1人暮らしをしようとしたら、都市にもよりますが家賃だけで月に1500ドル(13万円)程度かかることもあります。
そこで選択肢として上がってくるのが、1つの家を複数人とシェアするシェアハウスです。費用も1人暮らしと比べたらかなり抑えることができるし、多国籍のシェアメイトと交流することで語学向上や国際交流にも繋がるのでおすすめです。
それと同時に自分の条件に合ったシェアハウスを探すのはなかなか大変でもあります。
そこで今回は、オーストラリアに来てから合計16回シェアハウスを引っ越ししてきた私の経験を踏まえて、シェアハウスの探し方と見学(インスペクション)のチェックポイントを公開していきます!
もくじ
シェアハウスに住むまでに流れ
まず、初めて住んでみるという方は実際にどのような手順を踏んで契約するか分からないと思うのでプロセスを説明します。
↓ (物件サイトにオーナーに連絡するフォームがあります) ↓ ↓ ↓
という流れになります。最初は大変そうにみえると思いますが、日本の賃貸の契約の方がよっぽどハードルが高いので安心してください笑
次に具体的なシェアハウスの探し方を紹介します。
シェアハウスの探し方
シェアハウスを探す時はウェブを使うのが一般的です。オーストラリアでよく使われるサイトはMarket Place、Gumtree、Flatmateです。
各々使い方は違いますが、カテゴリーを「賃貸」や「Flatshare/Houseshare」に選択して、住みたい地域名をキーワードに入れて検索すると、その街周辺で掲載されている賃貸情報が出てきます。
見学(インスペクション)での4つのチェックポイント
これまでに16件シェアハウスに住んできましたが初期の頃はきちんと調べたり、ハウスオーナーに確認しなかったことで多くの失敗をしてきました。
そうした経験から、以下の4点を必ず確認することをオススメします。
家の契約と条件
家賃の支払いや退去時にお金のトラブルを避けるためにも、ハウスオーナーに確認して口約束ではなくメールなどの文章を残しておくことが大切です。
家賃
家賃は安いに越したことはありませんが、周辺の物件と比べてあまりにも安かったりすると何か問題がある可能性もあるので、目星の物件+周囲の物件の相場を確認しましょう。
オーストラリアは基本的に家賃は週払いです。ウェブサイトに表記される金額も基本的には週単位の金額になります。
家賃の中に光熱費やWifiが含まれているかも確認しましょう。家によっては光熱費は別払いのケースもあります。
保証金(ボンド)
ハウスオーナーと入居の契約をする際に、家賃に加えて保証金を入居時に払います。このお金は退去時に部屋の破損などの問題がなければ返金されます。
金額はオーナーによって変わりますが、だいたい家賃の2週間~4週間分を請求されることが多いです。
対策として入居する時に気になる箇所(破損など)があれば証拠として写真を撮っておくことです。後から何か言われたときに証拠があれば対応することができます。
ミニマムステイ(最低滞在日数)
契約をする際にミニマムステイを確認しましょう。入居したけど自分に合わなかったから違うシェアハウスに引っ越したいとなった場合でもミニマムステイがあると、すぐに退去できなくなります。
経験上、田舎のシェアハウスは2週間~、都会は1か月~が多いです。
Notice(ノーティス)
Noticeというのは、退去前に予めハウスオーナーに退去の旨を伝えることです。
ハウスオーナー側からすると、前日に退去の旨を伝えられてもすぐに入居者を見つけることは難しく次の入居者を見つけるまで収入が減ってしまうので、それを避けるためにNoticeがあります。
例えば2週間前までにNoticeしないといけないところを1週間前に伝えた場合、保証金が返ってこない場合があるので注意してください。
今までほとんどのシェアハウスが2週間前Noticeでした。
部屋や共有スペースの設備とルール
部屋の人数
同じシェアハウスでも複数人の部屋か一人部屋で住みやすさが変わってきます。シェアルームの場合、部屋にベッドがいくつかあって共同で部屋を使うことになるためプライベートはないと同然になります。
その代わりオウンルームと比べて家賃は安くなるので、節約したい方や積極的に交流したい方にとってはシェアルームが適しています。
プライベートの空間が絶対欲しいという方は少し家賃は高くなりますがオウンルームをおすすめします。ただでさえ慣れない海外生活で唯一リラックスできるのは部屋の空間だと思います。その部屋にももし誰かいるとリラックスできる場所がどこにもなくなるからです。
バスルーム、トイレ
住居人数に対してバスルームとトイレがいくつあるか確認することも大切です。
例えば7人に対して1つずつしかないと、かなり不便に感じると思います。目安としては2~3人で1つずつが理想です。
またシャワーの水圧や温度も見学の際に確認しましょう。私の経験談ですが、以前に住んだシェアハウスで水圧が弱い+何人か使った後はお湯がでなくなることがありました。真冬で水のシャワーを浴びた時は寒すぎて死ぬかと思いました笑
共有の備品
トイレットペーパーや洗剤などハウスオーナーが用意してくれる場合とそうでない場合があります。地味に生活コストとしてかかってくるので、できればオーナーが用意してくれる家の方がいいです。
ハウスルール
掃除や片づけ、ゴミ出しなど当番制で分担が決められているシェアハウスがあります。
強制なので常に家が綺麗に片付いているというメリットがある反面、不自由に感じる方もいると思います。
また、リビングルームでの会話は〇時までとか、友達を家に呼んではいけないなどのルールがある場合があるので確認しましょう。
シェアメイト
どんな人が住んでいるか
見学する時にシェアメイトがいたら、どんな感じの人か少し話してみることをおすすめします。冷たい対応や話してみて何か合わないなと直感的に感じたら、いざ住んでみてもいい関係性を気づけない可能性が高いです。
シェアハウスに住むうえで人間関係はとても重要になるので見学の時に感じの良さそうな人達かいい関係が築けそうか見極めましょう。
男女比、人種
シェアメイトが明らかに男性(女性)の比率が多かったり、偏った人種ばかりの場合があります。また、人種が違えば当然文化も違うので自分の想像の範囲を超えることもあります。
ある程度許容することも大事ですが、それがあまりにも耐えきれずストレスになってはいけないので見学時に部屋やキッチンの清潔さや、ここだけは譲れないというポイントがあれば必ずチェックしておきましょう。
周囲の環境
生活を始めるにあたって家だけでなく周りの環境も非常に大事になってきます。
スーパーや駅などよく利用する施設が近くにあるか
生活する上で欠かせないスーパーマーケットなどが家からどれだけ離れているか確認しましょう。例えば車がない場合に徒歩何分で着くのかは大事ですし、あまりにも遠いと生活する上で不便に感じます。
近所の施設や家
近くに大きな道路や線路がないか(騒音になるため)、近所の家がうるさかったり変な住民じゃないかを見学時にハウスオーナーやシェアメイトに確認しましょう。
以前に住んだ家の隣の家では毎週金曜日にパーティを開いていて夜中ずっと爆音が流れていました。こういったトラブルも事前に聞くことによって避けることができます。
まとめ
今回はシェアハウスの探し方と見学時のチェックポイント4点について説明しました。
見学をするときには
- 家の契約と条件
- 部屋や共有スペースの設備とルール
- シェアメイト
- 周囲の環境
以上4点を意識して家を探すと、納得できるシェアハウスに出会えると思います。
オーストラリアで何をするにしてもまずは住環境の基盤が大事になるので、今回シェアした内容を参考にしてもらえると嬉しいです。
それでは!
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