オーストラリアで車の購入と試乗のポイントを解説!

こんにちは!Yuki(@yuki8semi)です。

 

広大なオーストラリアで生活するうえで欠かせないのは車です。シドニーやメルボルンなどのシティに住む方にとっては不要かもしれませんが、ファーム生活やロードトリップをしたいと思っている人にとっては必要不可欠です!

私はオーストラリアに来た当初、せっかくオーストラリアに来て生活するんだから、いろんな観光地や絶景スポットに行きたいと思い車を購入しました。

 

結論、購入して本当によかったです!!購入してから約5万キロ走行しました!地球一周以上の距離を走ってることになります笑

仕事はもちろん、ロードトリップや旅行で大活躍してます。

むしろ車がないと基本的にファームジョブはできないし、誰かに毎回乗せてもらわないといけなくなります。行動範囲も極端に狭くなるのでかなり不自由に感じると思います。

 

そこで今回は、車の買い方や買うときにチェックするポイントを経験をもとににシェアしていきます!!

 

どうやって車を買うか

車の買い方は主に2種類あって、FacebookのMarket PlaceGumtreeで車を探して個人売買する方法と、車のディーラーから購入する方法があります。

できるだけ費用を抑えたいという方は前者の個人売買する方法をおすすめします。

 

ワーホリの人達が買っている車の価格レンジは1,000~5,000ドルで、とにかくファームに行くためにだけ欲しいという人は安い車を選んでいて、ロードトリップも見据えて4WDの大きい車が欲しいという人は高めの車を買っている印象です。

 

ちなみに私の場合は4WDの車など特にこだわりがなく、GumtreeでTOYOTAのセダンを探して2,000ドルで購入しました。

日本の感覚だと中古車で18万円ってかなりやばいんじゃないかと思いますが、購入前にチェックをして購入後も適切なメンテナンスをすれば大丈夫です。

購入してから2年経った今でも何の問題もなく走れています!!

安くても故障がない車もあれば、逆に高くても実は故障車だった・・・なんてこともあるので、これから購入前にチェックするポイントを書いていきます。

 

購入前に気を付けるポイント

必ず試乗をすること

個人売買する場合、直接車のオーナーと会って車をチェックすることになりますが、ボディの傷や凹みがあるかだけでなく、エンジンをかけて走らせてもらいましょう。

見た目はキレイでも、実際に試乗してみたら車から機械音が鳴ったり、警告ランプが付いていたということはあり得るからです。

 

特にハンドル操作や警告灯の点滅、ブレーキをチェックするといいです。

以前に試乗した車で、ブレーキを踏んだ時に「キー」と音がして異常に気付きました。

金額は安かったですが安全が第一なので、その時は購入を見送りました。

 

エンジンオイル

エンジンオイルは人間でいう血液の役割で、オイルが漏れてなくなったり汚れていると致命的な故障に繋がりかねません。 

  • オイルの汚れ具合

オイルレベルゲージをゆっくりと引き抜き、準備したタオルで拭き取ります。

拭ったオイルが、透明度のあるオイルが広がっていけば良好な状態です。

一方でザラザラするような感触があったり、こげ茶や黒く汚れている場合はオイルの性能・成分が劣化している可能性があります。 

 

  • オイルの量

抜いて拭き取ったオイルレベルゲージを穴に戻し、根元までしっかりと挿し込みます。再び引き抜きエンジンオイルの量をチェックします。

オイルレベルゲージの先端を見ると先の部分に2つ丸い穴が開いているところがあります。(車種によってはFとLが表記されている場合があります)

「F」が「上限」で、これ以上では多すぎ。「L」が「下限」、これ以下だと少な過ぎます。

オイルレベルゲージの「F」と「L」の間に、オイルの跡がついていれば、オイルの量は適切です。 

 

購入後も5000kmか6ヶ月以内に車の整備工場でエンジンオイルとフィルターを変えてもらいましょう。値段は100~150ドルくらいです。

 

年式、走行距離

日本では考えられないかもしれませんが、オーストラリアの中古車は20万km、30万km走行している車が普通にあります。 

古くて走行距離が長いとダメということではありませんが、その分劣化してる可能性は高くなります。 

ちなみに私が購入した時の年式と走行距離は2004年で29万kmでした(笑)

現在34万kmなので約2年で地球1周分以上走りました! 

 

エンジンルームに錆びやひどい汚れがないか

メンテナンスを怠っている車だとエンジンルームの汚ないことがあります。

故障の原因に繋がる可能性があります。

 

キズや汚れ、へこみ

見た目ですぐ分かるので、外装だけでなく内装もしっかり確認しましょう。 

 

エアコンが起動するか

まれに古い車だとエアコンが付かないってことがあるので試乗する時にチェックしてください。 

 

ウィンドウの開閉

希に壊れて開かない車があります。 

 

タイヤの溝

溝が浅くなっているとブレーキを踏んだときに滑って事故に繋がる可能性があります。具体的には1.6mm以上の深さがあればOKです! 

 

スペアタイヤ、車載工具の有無

走行中に万が一タイヤがパンクしてしまった場合にスペアタイヤに取り替えなくてはいけません。

その時にスペアタイヤはもちろんですが、ジャッキ等の工具がないとタイヤを交換することができないので必ずチェックしましょう。 

 

鍵の個数

基本的にスペアキーはあります。スペアキーがないと鍵を失くした時に車を開けれなくなるので要注意です。

 

私の失敗談

購入して2年以上経っても問題なく使えている私の車ですが、インスペクションの時に気づけなかった不具合の箇所が2点ありました。購入してから知った時はとてもショックでした! 

エンジン警告灯が毎回点灯する

エンジンをつけてすぐに点灯するのではなく、走りはじめてスピードがある程度上がってきた時に点灯します。 

 

インスペクションした当時、もちろん試乗させてもらいました。

しかし前のオーナーが「この車はアクセルを踏み込むとスピードが出すぎるからあまり踏まない方がいい」と言われてスピードを出さずに試乗して終わりました。 

もし試乗時に警告灯が点灯したら、購入予定者に警戒されて購入されないとオーナーは分かってて言わなかったんだと思います。

いやー、とても悔しいです!

今現在も毎回点灯はしますが、幸いなことに特に問題はありません。

 

後部座席のシートベルト

1つのシートベルトが全く伸びずに壊れてました。これはインスペクション時に確認していませんでした。

ほとんど後部座席に人を乗せることはないので今のところ困ったことはありませんが(笑)

 

購入を決めたら 

値下げ交渉

提示されているよりも安い金額で買いたかったり、インスペクションで不備がある時(許容できる範囲での不備)は直接オーナーに値下げ交渉してみるといいです。 

 

オーナーによっては新車への買い替えなどですぐに売却したいと考えている場合、値下げに応じてもらえる可能性はあるので、一度トライしてみる価値はあると思います。 

 

支払い

オーナーに銀行振込か現金で支払います。

私の場合はオーナーに振込のトラブルを避けるために現金がいいと言われたので、その場で現金払いでした。

どちらの支払いがいいのかを確認しましょう。 

振込トラブルの例として、購入者が銀行振り込みをした後に、すぐに振込をキャンセルして一切支払わずに車をもっていくケースもあるそうです

 

REGO(Registration)の変更

街にあるCity centerやTransport Service Centerへ行き車の所有者を自分に変更します。

書類手続きをしなければいけないので、前のオーナーと一緒に行くことをおすすめします。 

 

まとめ 

これまで紹介した項目を参考にしてみてください!

海外で慣れない車の個人売買は大変だと思いますが、大きな買い物だし事故に繋がる可能性を避けるためにもチェックをしっかりしましょう! 

 

私の失敗談のように、インスペクション時にオーナーが不備のある箇所を言わないことがあるので、今回シェアしたポイントに気を付けてチェックしましょう! 

 

車があるとないではオーストラリア生活の質が大きく変わってきます。

車を購入してオーストラリア生活を充実させてください! 

 

それでは!





コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA