ワーホリで働くなら時給か歩合どっちがいい?【高給料の仕事一覧を大公開!】

こんにちは!Yuki(@yuki8semi)です。

 

ワーキングホリデーでオーストラリアに来てから、フルーツピッキングやパッキング、グレインジョブ、コットンファーム、工場など数多くの仕事を経験してきました。そしてワーホリの途中から稼ぐことにフォーカスして仕事選びをしてきました。

理由は、世界一周の資金作りとワーホリの仕事でも資産形成できるだけの給料がもらえることをオーストラリアに来てから知ったからです。

その結果、オーストラリアに来て現在2年半で7万ドルを貯金することができています。(タイトに節約して7万ドルではなく、これまでロードトリップや都市の旅行をしたりカメラやドローンなどの撮影機材を買っているので、使うべきところでお金は使ってきています。)

 

このブログのほかにTwitterを運用してますが、そこで多くの方から「どんな仕事をすれば稼げるか?」という質問を受けます。

実際のところ、同じ仕事でも人によって稼げる額は変わってくるし、合う合わないがあるので一律にこれがベストな仕事!というのはありません。

そこで今回は具体的にオーストラリアにはどういった仕事があって、どういう人が向いているかを深堀して情報をシェアしていきますので、ぜひ最後まで見て参考にしてください!

 

時給制、歩合制の仕事形態

まずワーキングホリデーで働く仕事には、大きく分けて時給制と歩合制の二つの雇用形態があります。

時給制

オーストラリアの最低時給(Casual Employee)は25.41ドル(2022年時点)で、働いた時間に乗じて給料がもらえます。

最低時給よりも高い時給で求人を出している会社もあります。また、労働時間が1日8時間を超えたり、休日出勤をすると時給に加算してovertime feeやpenalty feeとして給料をもらえる会社もあります。

こういった情報は求人サイトとか契約書に必ず書いてあるので、しっかりチェックしましょう。

 

歩合制

働いた時間の分だけ給料がもらえる時給制とは違い、会社(ファーム)によって1単位あたりの単価が決められて、自分の仕事量(出来高)に応じて給料が発生する制度です。

なので働く時間が短くても多くの出来高があれば時給以上の給料をもらえることができます。経験やポテンシャル次第で収入は青天井になるのが特長です。

NEWS!

2022年4月から歩合の仕事で最低時給以下の出来高しかなくても最低時給(25.41ドル)を保証する制度ができました!

(例) 1日10時間働いて200ドルだと1時間あたりの時給20ドル

 ↓ 1時間あたり20ドルは最低賃金以下

10時間×25.41ドル(最低時給)=254.1ドルに修正されます

それぞれのメリット、デメリット

時給と歩合は違う雇用形態なので人によって合う合わないがはっきり分かれます。メリットとデメリットを比較検討することで、自分に合う形態が分かると思うので参考にしてください。

時給制

メリット
  • 初心者で経験がなくても安定して給料がもらえる。
  • 残業代や休日手当があれば、基本時給にプラスして給料がもらえる
  • 労働時間が安定していて長く働くことができる

 

デメリット
  • 同じ仕事をすることが多いので退屈に感じる
  • 時間が過ぎる感覚が遅い
  • 収入に上限がある

 

歩合制

メリット
  • ポテンシャルや経験次第で時給の何倍も稼げる可能性がある
  • 一度経験すれば、次やる時にはさらに早くなって稼ぐことができる
  • 違う種類の仕事だとしても、共通している部分が多いから割と早く順応することができる

 

デメリット
  • シーズン仕事が大半のため、数か月後に終わって次の仕事を見つけなければいけない
  • 天候や気温に左右されやすい
  • 前年が稼げたからといって今年も稼げるとは限らない(農作物は年によって質が変わってきます。経験上、前年が良かった場合、今年は良くないケースが多いです)

 

稼げることで有名な仕事

オーストラリアの給料水準は世界的にみても高いことで知られていますが、実際に働いてみてそれを身をもって体感しました!日本で1か月分の給料をオーストラリアで1週間で稼いでしまうということはざらにあります。

これは時給でも歩合でも共通しています。

具体的にオーストラリアではどんな仕事が稼げるのか紹介していきます!(新たな情報が入り次第更新します)

  • 時給の仕事に関しては、TAX後で週1,500ドル以上稼げることを基準としています。
  • 歩合の仕事は今まで私が経験して稼げた仕事と口コミで稼げるといわれている仕事を挙げています。

 

時給制

仕事の種類 場所 シーズン
マイニングジョブ WA QLD オールシーズン
ソーラーファーム QLD NSW VIC WA オールシーズン
グレインファーム QLD NSW VIC SA 9月~1月
ライスファーム NSW VIC 1月~5月
コンストラクションジョブ AUS全域 オールシーズン
コットンファーム QLD NSW 4月~9月
シーフードファクトリー AUS全域 オールシーズン
ハウスキーピング AUS全域 オールシーズン
物流倉庫 AUS全域 オールシーズン

 

歩合制

ピッキングの仕事 主な場所 シーズン
チェリー TAS NSW VIC

TAS(12月~1月)

NSW VIC(11月~12月)

マンダリン QLD SA

QLD(4月~9月)

SA(5月~10月)

ブドウ VIC QLD

VIC(1月~5月)

QLD(11月~12月)

ラズベリー NSW QLD TAS

NSW QLD(5月~11月)

TAS(12月~4月)

トマト QLD VIC オールシーズン
ズッキーニ QLD  オールシーズン
ブロッコリー QLD TAS WA オールシーズン
カプシカム QLD オールシーズン

 

ピッキングのシーズンは同じフルーツや野菜でもロケーションによって異なるので、より詳しいサイトロケーションやシーズンの時期を確認するならオーストラリア政府のサイトにあるハーベストのPDFをチェックしましょう!

 

全ての州のサイトロケーション単位で作物とそのシーズンを一覧で見ることができるのでめちゃくちゃ便利です!

 

時給か歩合どっちがいい?に対する私の考え

これまで時給と歩合の特徴やメリット・デメリットを説明してきましたが、結局どっちがいいの?と疑問になると思います。

私の考えとしては、まずは歩合制の仕事にトライすることをおすすめします!

前提条件として、しっかり稼ぎたいとやる気があることです。

歩合制のメリットでも述べたように、頑張り次第で時給の何倍も稼げる可能性があるためです。しかし働き出してすぐには稼げるようにはならず、最低でも数週間の経験は必要になってきます。

その中で、どうすれば早くなれるかを早い人の動きをみて研究したり聞いたりして試してみる。そうやってPDCAを回せる人は上達も早くなると思います。

そこまで早くなるには、諦めない気持ちと稼げるようになりたいという想いが必要になるわけです。

 

歩合をやってみて、どう頑張っても早くならなかったり気持ちが折れてしまう方は時給制の方が向いているので給料の高い時給の仕事を見つけるといいと思います。

 

友人の話やTwitterで歩合は稼げるか分からないし、大変だから時給の仕事の方がいいという話を聞きますが、個人的には歩合の仕事をやる前から選択肢から外してしまうのは少しもったいないなと感じます。今まで多くの歩合制ファームで働いてきましたが、トップピッカーが小柄な女の子だったということは何回もありました。男女とか体格の差はそこまで仕事の速さに関係していないと感じています。

 

いくら稼ぎたいのか目標額を決めましょう!

時給でも歩合でも共通して言えることですが、ワーホリでオーストラリアにいる間にいくら稼ぎたいか目標額を設定しましょう。

目標額がないといつまでも働き続ければいいか分からなくなるし、モチベーションが低下してしまうからです。あと〇万ドル貯金するぞ!と目標を立てれば、それに向けて週にいくら稼げばいいのか逆算できて計画的に進めることができます。

実際に私は半年単位で現実的で具体的な目標を立ててお金を貯めてきました。これを継続してやっていくとモチベーションが保てて仕事も頑張ることができています!

 

まとめ

しっかり稼ぎたいと思っている人は歩合制の仕事から始めてみることをおすすめします。

歩合制の仕事にトライして頑張ってみたけど稼げなかったり、気持ちが折れてしまったら時給の仕事をするくらいの気持ちでいいと思います。

時給でも歩合でも稼ぐ目標額を決めて仕事をすると高いモチベーションを保って仕事ができるので、まずは目標額を設定してみてください!

具体的な質問があればコメントでもTwitterでも受付してるので気軽に質問してください。

 

みなさんがオーストラリアでいい仕事に巡り合えることを願っています!

 

それでは!

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